クーラーボックスが小さいと飲み物や釣った魚が入らないかも・・・かといって大きすぎると持ち運びが大変で何より目立ってはずかしい・・・と電車釣行においてクーラー選びは、悩ましいポイントですよね。
そこでこのページでは、3年間、僕が電車釣行で分かったクーラーボックスの正しい選び方をお伝えします。
電車釣行でのクーラーボックスの選び方には3つのポイントがあります。
①デザインは電車内でも浮かないデザインを選ぶこと
クーラーにデザインは必要あるか?と思うかもしれませんが、電車内で一番目立つのがクーラーです。ハードクーラーよりソフトクーラーの方が釣り行ってます感がなく、電車内でよく馴染むので、電車釣行初心者の方におすすめです。
②大きさは15ℓ以内を選ぶこと
ハードクーラーなら大きくても15ℓまでにしましょう。15ℓでも横幅47㎝で高さ30㎝あります。25ℓでも改札口は通りますが、電車内ではかなり大きく感じ、目立ちます。ハードクーラーなら15ℓ以内がベストな選択だと思います。
③移動しやすいようになるべく軽めのクーラーを選ぶこと
クーラーには、氷や飲み物、魚を入れる予定ですので、あまり重たいクーラーだと行きも帰りも大変です。初心者のうちは、キャリーを使用するよりクーラーを手持ちかカバンの中に入るコンパクトなクーラーを選ぶことをおすすめします。
機能面というより、見た目や移動のしやすさというポイントから3点あげさせて頂きました。特に初心者の方は、電車で釣り道具を持ち運ぶことに慣れていないので、最初のうちは、極力コンパクトで違和感のないスタイルがいいでしょう。
それでは、実際ソフトクーラーやハードクーラーを選ぶ際、どんなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
ソフトクーラーのメリット・デメリット
まず電車釣行に使えるクーラーにはソフトクーラー・ハードクーラー・キャリー付きクーラーの3種類があります。
電車釣行においてそれぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。
ソフトクーラーのメリットとは?
- ハードクーラーに比べ同じ容量なら値段が安い
- 軽量である
- 素材が柔らかく伸びるので、見た目以上にたくさん入る
- 空っぽの状態ではコンパクトに折り畳み出来るので、リュックの中に収納することができる
- カラーやデザインも豊富で見た目もオシャレ。電車内で手持ちしてても違和感がない
- 2層式になっている場合、インナーだけを取り外し丸洗い出来るまたは交換もできる
コスト、見た目の良さ、持ち運びの便利さなどを優先するならソフトクーラーを選びましょう。
ソフトクーラーのデメリットとは?
- 見た目が安っぽい
- ハードクーラーに比べると耐久性がない
- 釣り針・魚のヒレなどが刺さると穴があく
- 水漏れがしやすい
- 結露しやすい
- ハードクーラーに比べれば保冷力が弱い
- 椅子としての機能はない
- クーラー自体にロッドホルダーなどを装着することが出来ない
- 軽さ故、風が強いと飛ばされる
ハードクーラーのメリット・デメリット
ハードクーラーのメリットとは?
- 丈夫で長持ちする
- 高品質なクーラーなら保冷力が抜群
- クーラーを椅子として使用することが出来る(容量による)
- ロッドホルダーや収納ボックスなどを装着できる
- キャリーカートで運ぶ時、タックルボックスやバッカンなど2段重ねも出来て便利である
- 蓋の取り外しが出来て洗いやすい
- 水漏れがしにくい
- 底に栓があるなら、水を抜くことが出来る
- エアーポンプを付ければ活けエビなど活かしエビ撒き釣りが出来る
コストや見た目のゴツさを除けば、電車釣行でもメリットだらけのハードクーラー。真夏や長時間の釣行、より新鮮な魚をお持ち帰りしたい人、ガッツリ釣りをしたい人はハードクーラーを選びましょう。
ハードクーラーのデメリットとは?
- ソフトクーラーと比べて高価である
- 手持ちで移動するには重いので、別途キャリーカートが必要
- サイズのわりに内寸が狭くあまり収納できない
- 電車の中だと慣れないと違和感がある
キャリーカート付きハードクーラーのメリットとデメリット
キャリーカート付きハードクーラーのメリットとは?
- 見た目がゴジャゴジャしていなくてかっこいい
- カートとクーラーが一体になっているので、持ち運びの際、安定していて崩れる心配はない
- ハードクーラーなので保冷力も抜群
- クーラーを椅子として使用することが出来る
- ロッドホルダーや収納ボックスなどを装着できる
- クーラーの上にタックルボックスやバッカンなど2段重ねも出来て、安定感抜群である
- 蓋の取り外しが出来て洗いやすい
- 水漏れがしにくい
- エアーポンプを付ければ活けエビなど活かしエビ撒き釣りが出来る
割高でキャリーが壊れるとクーラーとして機能しなくなりますが、非常にスタイリッシュでかっこいいクーラーです。15ℓでも安定感があり電車釣行でも違和感なさそうです。ハードクーラーを選ぶ人でスタイルにこだわりたい、より機能的なクーラーを求めたい人は、デメリットを承知の上で選ぶといいでしょう。
キャリーカート付きハードクーラーのデメリットとは?
- ハードクーラー単体と比べて割高である
- キャリーとクーラーが一体になっているので、どちらかが壊れると(大抵はキャリー側)即修理、買い直し
- 釣行後、こまめにキャリー側を真水で洗浄する必要がある
- タイヤ径が小さくて大きさを選べないので、自宅から釣り場まで距離が遠いと引っ張るのがそれなりに大変
自分の釣りのスタイルからベストなクーラーを選ぼう!
海の魚は、10㌢ぐらいの豆アジから1メートルのブリクラスまで全く魚のサイズが異なります。それゆえ狙う魚のサイズによってクーラーの大きさや持ち運び方が変わってきます。
クーラーの持ち運び方には大きく分けて3通りあると考えています。家から釣り場までの距離や電車での移動時間など人それぞれなんで、ご自身の釣りのスタイルに合わせて自分に合ったクーラーを選んで下さい。
クーラーをリュックに入れて移動する
これが最も違和感がなくて移動しやすい持ち運び方法です。選ぶクーラーは5ℓのソフトクーラーが圧倒的におすすめです。当然、クーラーをリュックに入れるのでリュックのサイズは大きくなりますが、両手が空いて(ロッドケースを持っていれば片手)移動時に時間のロスが最も少ない持ち運び方です。
当然、クーラーが5ℓと小さいのでアジ・イワシ・小鯖・キス・ベラ・カサゴ・メバル・アオリイカなど狙う魚も限られますが、ライトフィッシングをする方にはおすすめです。
この移動方法は、リュック+ロッドケースのみで電車での場所も取らないので、混雑時も嫌がられることなく普通に座れます。また、リュックの中にクーラーがあるので魚の匂いが気になる方にもおすすめな方法です。
5ℓのおすすめソフトクーラー
クーラーを手に持って移動する
先ほどのクーラーをリュックに入れるのではなく、片手に持って移動する方法です。クーラーのサイズもワンサイズ大きく出来ますが、手に持っているため、あまり重たいクーラーは不向きです。
選ぶクーラーは5ℓから10ℓまでのソフトクーラーかハードクーラー。軽さとコストとデザイン性で選ぶならソフトクーラー。頑丈さと保冷力で選ぶならハードクーラーを選ぶといいでしょう。
初めて買うなら違和感のないソフトクーラーがおすすめです。
クーラーを手に持って運ぶと、リュックの中がその分空くので、小さめのリュックでも釣行可能です。この移動方法は、リュック+ロッドケース+クーラーと両手がふさがりますが、クーラーを手に持って疲れない程度の大きさまで大きくすることが出来るので、更に大きなサイズの魚を狙うのに適しています。
5ℓのソフトクーラーなら手に持っても全く違和感なく電車移動出来ます。
5ℓ~10ℓまでのおすすめソフトクーラー・ハードクーラー
クーラーをキャリーに乗せて移動するorキャリーカート付きクーラーで移動する
おすすめは15ℓのハードクーラーです。15ℓクラスになると外寸奥行25㎝×横幅47.5㎝×高さ30㎝もあり、魚の収納力・保冷力・強度があります。椅子としても使え、ロッドホルダーや収納ボックスなどをカスタマイズで付けることが出来るので、このクラスのハードクーラーを一つ持っておくと非常に使い勝手がいいのでおすすめですね。
逆にこれ以上大きくなると電車内でかなり大きく見え目立ってしまい、重たくなります。また、キャリーカートの種類にもよりますが、あまり横幅が大きいとキャリーの荷台からはみ出してしまい不安定となり、移動時に人にぶつかって危険です。
15ℓのおすすめハードクーラーorキャリーカート付きクーラー
クーラーを運ぶキャリーカートも重要なアイテム!
クーラーを
その他の電車釣行の記事はこちらを参照にして下さいね!